トータル評価:
涙アリ :
半グレやヤクザや前科持ちといった顧客からの厄介な案件を主に扱う弁護士・九条間人(くじょう たいざ)が、依頼人の擁護に務める。
『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平先生の作品です。
半グレやヤクザに完全黙秘を指示し、釈放させる九条先生。
弁護士の考えなど、リアルで面白いです。
ウシジマくん同様、笑顔もなく淡々と仕事をこなす感じですが、最後は救いになる様に進めたりと、人間味のある辺りがすごく好きです。
父親が痴呆症になり、ずっと世話をしていた娘(家守さん)だったが、父親を半グレが経営する格安の介護施設に入れたのだった。
半グレと九条の恩師である山城弁護士は遺書を偽装し遺産を介護施設へ寄付するように書かせたが、家守さんは父親の遺産を全額取り戻す為、九条先生にお願いをした。
九条先生は全てが終わって、家守さんに「家守さんは頑張りました。」と一言。
家守さんはこの一言で救われただろうなと、このシーンを見るだけで泣けます。
是非読んでみてください。
(2024.03.19更新)
猫田 ねこ
パチンコ店勤務からweb制作会社へ転職という異色の経歴。漫画大好き。アニメ大好き。パチンコ大好きな、ねこです。